【地方競馬】モジアナフレイバーが大井記念V 5カ月ぶりの復帰戦で圧勝

2着以下を大きく突き放し大井記念を制したモジアナフレイバー=大井競馬場(撮影・持木克友)
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 「デイリー盃・大井記念・S1」(22日、大井)

 開催3日目の11Rで行われ、5カ月ぶりの休養明け初戦だった4番人気のモジアナフレイバーが圧勝した。直線で先に抜け出した2番人気のセンチュリオンが3馬身2分の1差の2着に粘り、さらに6馬身離れて1番人気のタービランスが3着に入った。なお、1、2着馬は「第42回帝王賞・Jpn1」(6月26日・大井)の優先出走権を獲得した。

 豪華メンバーが集結したハイレベルの一戦を制した。モジアナフレイバーが直線で鮮やかに抜け出し、2018年12月の勝島王冠以来となる重賞制覇を果たした。

 手綱を取った繁田健は「直線できっちりとらえて勝つ、というイメージで乗りました。うまくいきました」としてやったりの表情を浮かべた。

 道中は中団を追走。3コーナーから徐々にポジションを上げる。抜群の手応えで直線に向くと、力強い末脚を繰り出した。残り1Fでセンチュリオンをとらえて先頭に立ち、そのまま押し切った。

 休み明けも何のその。昨年暮れの東京大賞典以来の実戦だったが、ブランクを感じさせない走りを披露。福永敏師は「うれしいです。びっくりしました」と愛馬をたたえた。

 今回の勝利で帝王賞の優先出走権を獲得。次走について指揮官は「これだけ走れたので反動の方も心配。じっくり考えて決めたい」と慎重に判断する構えだ。

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