【地方競馬】エイシンニシパが兵庫大賞典V 直線抜け出し重賞9勝目

兵庫大賞典を制したエイシンニシパ(撮影・高石航平)
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 「兵庫大賞典」(3日、園田)

 2番人気のエイシンニシパが、好位3番手追走から直線内を突き抜け出して優勝。重賞9勝目を挙げた。連覇を狙った1番人気のマイタイザンが逃げ粘って2着。2番手から直線でマイタイザンと競り合った3番人気のタガノゴールドが3着だった。

 エイシンニシパが宿敵マイタイザンを撃破。3着に敗れた昨年の雪辱を果たした。 道中はライバルを射程圏に入れて抜群の手応えで追走。4角でゴーサインを出すと、あいたインを力強く突き抜けた。吉村智は「誰もがこのレースで欲しいと思っていたポジションに潜り込めて手応えも十分。直線に入って勝ったかなと思った」と会心の勝利を振り返る。 勝利を見届けた橋本明師も「とにかく4角まで我慢。本当にそのままのレースをしてくれたジョッキーのおかげ」とシナリオ通りの勝利に笑みを浮かべる。「次は新しく6月に行われる六甲盃(6月14日)へ。そして年末の園田金盃の二つのレースの制覇を目標に」と今後の青写真を披露。 「負荷をかける追い切りに、へこたれなくなったし、本当にはじけてくれた。これからも楽しみ」と指揮官が成長に手応えを感じるニシパ。進化はこの先も続いていく。

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