【地方競馬】藤田菜七子は重賞初制覇ならず コパノキッキングで2着

2着に終わったコパノキッキング(6)と藤田菜七子騎手=大井競馬場(撮影・園田高夫)
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 「東京スプリント・Jpn3」(10日、大井)

 歴史的快挙にあと一歩だった。注目を集めた藤田菜七子(21)=美浦・根本康広厩舎=が騎乗したコパノキッキングは2着。スタートで後手に回ったが、徐々にポジションを上げ、直線で外に持ち出して鋭く伸びたが、2番手から先に抜け出したキタサンミカヅキにはわずかに及ばず。JRA女性騎手として、重賞初制覇はお預けとなった。

 「ゲートの体勢は悪くなかったけど、少し出負けしちゃいました。ナイター、不良馬場が初めてだったので、テンションが高かった。最後は外に出してしっかり伸びてくれましたが、勝ち馬にうまく乗られてしまいました」と振り返った。同馬とは菜七子がG1初騎乗となったフェブラリーS(5着)に続いて2度目のコンビだった。

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