【地方競馬】ヤマノファイトが報知オールスターカップV 接戦を制して重賞6勝目

内で粘るタービランスを鼻差交わして新年初重賞のヤマノファイト
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 「報知オールスターカップ・S3」(3日、川崎)

 開催3日目の11Rで行われ、道中は中団に待機していた1番人気のヤマノファイトが重賞6勝目を挙げた。最後の直線で先に抜け出した2番人気のタービランスを鼻差交わした。3着には9番人気の10歳馬ユーロビートが食い込んだ。優勝馬は「第68回川崎記念・Jpn1」(30日・川崎)と「第64回ダイオライト記念・Jpn2」(3月13日・船橋)の優先出走権を獲得した。

 南関東の新年初重賞は、ヤマノファイトがゴール前の大接戦を制した。ホッカイドウ競馬から移籍した昨年は、正月のデイリー盃ニューイヤーCから京浜盃、羽田盃と重賞3連勝。しかし、東京ダービー7着以降は勝ち星から遠ざかり、満を持して馬体重を10キロ絞って臨んだ新年初戦だった。

 スタートでやや出負けして道中は中団待機。そして2周目向正面で「川崎なので多少前を射程圏に入れようと馬に指示したら、すぐに反応してくれた」と本橋孝は振り返り、4角では先行集団のすぐ後方までとりついた。

 最後の直線は先に抜け出したタービランスに1完歩ごとに迫り「タービランスはソラを使う馬なので、外に離して抜いたけど、(森)泰斗さんも分かっていて、また寄せられて」(本橋孝)の大接戦。結局、鼻差しのいでのゴールだった。

 「ホッとした。絞れていて、いい感じだったし、接戦に強いところもあるので、たぶん抜くと思っていたけど」と矢野義師。次に予定する川崎記念をはじめ、今年はJRA勢に果敢に挑戦していくことになりそうだ。

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