【地方競馬】オールブラッシュが浦和記念V 次走は来年1月の川崎記念
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「浦和記念・Jpn2」(23日、浦和)
開催最終日の10Rで行われ、4番人気のオールブラッシュが、2周目3角過ぎから一気にまくって圧勝した。4馬身差の2着に1番人気のグリムが粘り、3番人気のクリソライトが3着まで追い上げた。
昨年の川崎記念を逃げ切ったオールブラッシュが、戦法をガラリ一変させて交流重賞2勝目を飾った。
先行馬がそろったメンバー構成で道中は中団に待機。2周目の向正面で外めを一気に仕掛け、主導権を取っていたグリムを3角過ぎで一気に捕らえると、後はもう独壇場だった。
殊勲の田辺は「今年に入って乗せてもらうようになって、馬の癖がつかめてきての結果。今日は先行馬が多くて、この馬の力の出し方を考えていた」と作戦成功に満面の笑み。管理する村山師も「田辺君が絶妙なタイミングで仕掛けてくれた」と鞍上を絶賛した。
今後については「秋になって使い込んでいるので、年内はゆっくりさせる」と村山師。年末の東京大賞典はスキップして、年明けの川崎記念(2019年1月30日・川崎)で2回目の制覇を狙う。