【地方競馬】タガノゴールドが重賞初制覇 直線強襲で断然1番人気に応える

鼻差で姫山菊花賞を制したタガノゴールド(右)=撮影・佐藤厚
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 「第58回姫山菊花賞」(28日、園田)

 単勝1・6倍と断然の1番人気に支持されたタガノゴールドが重賞初勝利を果たした。3角先頭から押し切りを図ろうとした2番人気のエイシンニシパをゴール前で捕らえた。2頭から9馬身差離れた3着には4番人気のクイントゥープルが入った。

 長い写真判定の末に勝利したのはタガノゴールドだった。早め先頭に立って押し切りを図るエイシンニシパをゴール直前で捕らえた。レースは逃げるサウスウインドを番手でマークしたニシパが3角過ぎでかわして先頭に躍り出る。そのまま直線でも伸びたニシパだったが、最後はゴールドの強襲に屈した。

 鞍上の下原理も「下を向いて追っていたので分からなかった。3~4角ではヤバいと思ったが、直線でしっかり伸びてくれました」と相棒の頑張りをたたえた。勝利を見守った新子雅師は「これで胸を張ってJBCクラシック(11月4日・京都)に行ける」とホッとした様子。先日の摂津盃を制した僚馬タガノヴェリテと2頭でJRA勢相手に挑む。

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