【土曜・中京11Ｒ・トリトンＳ】

　前走の◎アナザープラネットは開催３週目で徐々に外差し優勢の状況のなか、最内から逃げ切ってＶ。スローペースで運べたとはいえ、上がり２ハロンのレースラップは10秒９－11秒５とかなり優秀で、１年６カ月ぶりということも踏まえれば高く評価できますね。この中間は使った反動もなくいい動きで、順当に上積みが見込めるうえ、前回の行きっぷりからすれば距離短縮もプラス。昇級でも突出馬不在のここなら狙い目は十分にあると思います。相手は○ダイトウキョウ、▲ラベンダーヴァレイ、×ライトオンキュー、☆メイショウオーパス、△ヴゼットジョリー。馬券は馬連と３連複フォーメーション◎→○▲→印各馬へ。

【土曜・阪神11Ｒ・ポラリスＳ】

　前走のスズカコーズラインはゲートのタイミングが合わず大きく出遅れ。前に行ってしぶといタイプだけに、全く持ち味を生かせず、参考外といえるでしょう。２走前の走破時計は翌週のオープン特別を０秒２上回るもので、ここにきて地力強化しているのは間違いありません。今回はすんなり行けそうなメンバー構成で展開利も見込めます。一変した走りを期待。相手は○ヴェンジェンス、▲サングラス、×エレクトロポップ、☆ダノングッド、△スマートアヴァロン。馬券は馬連と３連複◎○軸２頭流しで。

【土曜・中山11Ｒ・中山牝馬Ｓ】

　秋華賞は後半の６ハロンが全て11秒台という決して楽な逃げではなかったミッキーチャームですが、残り100ｍまで粘り込む好内容。別格のアーモンドアイに負けたとはいえ、普通の年なら完勝といっていいほどの内容で能力が高いのは間違いありません。丹念に乗り込みつつ、テンションを上げすぎないように単走で調整して絶妙な仕上がり。体つき自体はそれほど大きく変わった印象はありませんが、フットワークはさらに力感が出た印象を受けました。同型は多いものの、３走前は控えても辛抱できましたからね。リズム良く運べさえすれば結果を出せると思います。

　相手本線は○ノームコア。前走の愛知杯はスタートで躓いて位置取りが後ろになったうえ、スローペースで展開が向かず。流れを考慮すれば勝ちに等しい内容でしょう。ぶっつけで臨んだエリザベス女王杯では５着と善戦してモズカッチャンとはタイム差ナシの接戦。牝馬同士ならトップクラスの実力は持ってます。前を見ながら運べる脚質も強みなだけに、崩れるシーンは考えられませんね。３番手は▲フロンテアクイーン。３走前の府中牝馬ＳではディアドラやリスグラシューといったＧ１馬と接戦しており、２走前は直線で前が壁。それでも３着馬とは差がありませんでした。位置を取りに行った前走はハイペースに巻き込まれただけに同情の余地はありますからね。スムーズに運べれば上位争い可能。以下×クロコスミア、☆カワキタエンカ、△アドマイヤリード、△ワンブレスアウェイ。馬券はアタマ固定の馬単と馬連。３連複フォーメーション◎→○▲→印各馬へ。

【先週の推奨馬成績…３月２日＝②②⑤着、３月３日＝③③⑥着】

（馬サブロー栗東支局長・竹村浩行）

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