成長著しい!メイショウテツワン

 先週の秋華賞はアーモンドアイが力の違いを見せつけて快勝。直線に入っても手綱が動かないため「いつまで余裕かましてんねん!」と焦った方も多かったはずです(苦笑)。しかし、終わってみれば楽勝…とにかくレベルが違いました。ルメール騎手に「日本で乗った馬のなかで一番強い」と言わしめたほどの逸材。今後はぜひ、世界を驚かせてほしいですね。

【日曜・京都1R・2歳未勝利】

 前走の◎アーズローヴァーはスタートで出負けをして2馬身の不利。加えて3角過ぎから行きたがって、早めに脚を使わされる形になりました。普通なら惨敗まであり得るパターンながら、しぶとく踏ん張って4着。馬券には絡めませんでしたが、上位馬以上にインパクトがあったことは間違いありません。少し怖がりな面があるとのことで、今回はメンコを着用。スムーズに流れに乗れれば勝ち負けでしょう。

 相手は○ソンリッサ、▲モズコールズ、×ラヴィテス、☆テイエムストーン、△スマートレグルス。馬券はアタマ固定の馬単と馬連。

【日曜・京都6R・3歳上500万下】

 帰厩当初はまだ反応に物足りなさを残していた◎メイショウテツワンが、追われるごとに迫力がアップ。今週は重賞2勝馬グレイトパールを相手に互角の動きを見せました。これなら6カ月半ぶりでも初戦から動けると思います。もともと目を引いていた馬体は休養前よりもボリュームが増し、トモや肩にはさらに厚みが出てきました。成長を遂げた今なら昇級でも即通用するはず。

 相手の本線はダートで前進が見込める○フナウタを。以下▲アシャカリアン、×バレーロ、☆マルモレイナ、△アタミ、△モンサンフィエール。

【日曜・京都11R・菊花賞】

 ダービー馬のワグネリアンこそ不在(※予定していた次週の天皇賞・秋は回避)ですが、粒ぞろいのメンバーがそろいました。少し悩みましたが、結論は◎エタリオウに。以前は集中力が続かず、500万クラスでも勝ち切れませんでしたが、ブリンカーとメンコを着用して内容がグンと良化。青葉賞→ダービー→神戸新聞杯の好走につながりましたからね。しかも、神戸新聞杯はしんがりから一気に伸びてダービー馬ワグネリアンを追い詰めての2着。敗れたとはいえ、かなり強い競馬をしていると思います。3000mも前回やダービーを見る限り、長距離の方がむしろレースはしやすいはず。枠もちょうど真ん中だけにライバルを見ながらうまくポジションを取れると思います。

 対抗は○ブラストワンピース。筋肉質の巨漢馬で馬体面からはステイヤーとは思えませんが、能力の絶対値が高い馬ですからね。持続力のある末脚も、京都の外回りなら存分に発揮できるはず。

 3番手は▲フィエールマンを抜てき。レースでも調教でも舌を出して幼さを見せながら、それでいて推進力は抜群。今週の追い切り映像も”ハンパねえ”動きでしたね。一発があるならこの馬かな、と。×グレイルは上がりがかかった方がいいタイプだけに長丁場は向くと思いますが、ゲート難がネック。最初は本命にもと考えていたのですが、スタート、ポジショニングを思い浮かべているうちに、やはり勝ち切るまでのイメージは湧きませんでした。気になる馬ではあるのですが…。以下☆ジェネラーレウーノ、△メイショウテッコン、△エポカドーロ、△グロンディオーズまで。馬券は3連複、3連単フォーメーション◎→○▲→印各馬へ。

【先週の推奨馬成績…10月13日=①①④、10月14日=⑩⑨①着】

(馬サブロー栗東支局長・竹村浩行)

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