天皇賞春はレインボーラインがＶ。直線まで我慢をし、インをさばいて弾けさせたあたり、岩田ジョッキーらしい見事な騎乗でしたね。２着シュヴァルグランは早めに動かざるをえない形ながら、２着を死守。一番強い競馬をしていると思いますし、長丁場ならはやり現役屈指の存在ですね。本命のクリンチャーは３着でしたが、一瞬は差し切るか（ひいき目はあるかも）の見せ場はありました。敗れたとはいえ、本当にいいレースでしたから凱旋門賞への夢へと繋がったんじゃないでしょうか。特にクリンチャーの場合はタフな馬場であればあるほど持ち味が生きますからね。こういうタイプこそチャンスはあると思いますよ。

【土曜・京都５Ｒ・３歳未勝利】

　小柄で非力なイメージが強かった◎ディープエクセルですが、休養を挟んでケイコでの力強さは確実にアップ。今週も相手を追走しながら、ラストは大きく突き放しましたからね。軽い京都の芝に変わるのは大歓迎ですし、ブリンカー着用の効果にも期待できます。ここが狙い時だと思います。

　相手は○メモリーコロネット、▲ターフェルムジーク、×ダカーポ、☆ウインサクヤヒメ、△ブルーメンクローネ、△カネトシレーヌ、△フォルシュナイト。馬券は馬連と３連複フォーメーション◎→○▲→印各馬へ。

【土曜・東京10Ｒ・メトロポリタンＳ】

　自己条件戦をあっさりとクリアした◎ベストアプローチ。ラスト２Ｆ11秒１-11秒２のラップを楽に差し切ったあたり、あそこでは力が違いましたね。今週の追い切りでもブレのないフォームで抜群の推進力を発揮し、さらに気配は上向いています。ここも首位争いに。

　相手は○ホウオウドリーム、▲アドマイヤロブソン、×リッジマン、☆ハートレー、△ハッピーモーメント。馬券はアタマ固定の馬単と馬連で。

【土曜・京都12Ｒ・４歳上1000万下】

　６着に敗れた◎マンハッタンロックの前走は、逃げ・先行馬が上位３頭を占める典型的な前残りの競馬。そんななか、後方から運んで直線では進路をふさがれる不利もありながら、ゴール前は目立つ伸びで上位グループに迫っています。休養効果でケイコ内容がグンと良くなっていたので注目していたのですが、この一戦で力をつけていると確信しましたね。叩き２走目の今回は馬券になると思います。

　相手は○レッドウィズダム、▲タイユール、×アガスティア、☆タガノジーニアス、△テイエムチューハイ、△ジェニシス。馬券は馬連と３連複◎軸１頭流しで。

【先週の推奨馬成績…４月28日＝①⑦③着、４月29日＝⑤⑤③着】

（馬サブロー栗東支局長・竹村浩行）

【馬サブローコンテンツ】

・“万券ハンター”こと美浦支局長・佐野裕樹の予想は→こちらをクリック

・紙面で人気！スピード指数作者・坂口元一の予想は→こちらをクリック

・スタッフによる予想動画「馬サブローＴＶ」は→こちらをクリック