先週から京都開催が始まりましたが、芝は全体時計、上がりともに速いにもかかわらず、差しが決まるコンディション。土曜のメインレースには上がり３Ｆ32秒３という驚異的な数字も出たほど。もちろん先行馬が粘るケースも多々あったのですが、決め手のある馬が幅を利かせていたのは間違いありません。さて、今週はどうなるのか。２週目で傾向が一変するなんてことも珍しくないですからね。傾向が読めるまで芝は手を出しづらいなあ…。

【土曜・京都１Ｒ・３歳未勝利】

　芝の決め手勝負では一歩及ばない◎エイカイマドンナがダートへ参戦。小柄で強い攻めは必要のないタイプとはいえ、帰厩後は丹念に乗り込まれ、先週は重たいウッドチップをものともせず、１Ｆ11秒６と鋭い伸びを見せました。兄や姉もダートで活躍しており血統的な下地は十分。ここが狙い目とみます。

　相手の本線は○アドマイヤビート。前走（芝2000ｍ）は直線で不利もありましたが、もう手応えも残っていませんでした。攻め内容から脚力があるのは間違いないので、ダート＋距離短縮で一変する可能性は秘めていると思います。以下▲エイシンネメシス、×マーガレットステラ、☆シンゼンアイル、△ワンモアバイト、△ボルティモア、△リネンゴール。馬券はアタマ固定の馬単と馬連。３連複フォーメーション◎→○▲→印各馬へ。

【土曜・京都４Ｒ・３歳未勝利】

　１Ｒ同様にダートで変わり身がありそうな◎ワイルドフィクサーが狙い。ケイコでは非常にパワフルな走りをするだけに、以前から「ダート適性はかなり高いかも」と感じていました。２カ月半ぶりを叩いた上積みも見込めますし、ここが絶好の狙い時だと思います。１本かぶりの人気にさえならなければ、ガツンと勝負するつもり。

　相手は○コンコルドコンドル、▲ウェーブガイア、×テイエムヨハネス、☆ミッキーマラン、△チャーチタウン、△サンライズカイザー、△スマートヴォルフ。馬券は単複とアタマ固定の馬単で勝負。

【土曜・東京11Ｒ・青葉賞】

　ここにきて、グンと動きに力強さが出てきた◎スーパーフェザー。前走のアザレア賞では前年のアドミラブルより０秒１速い時計で勝ち、後続には２馬身半差。重賞で勝ち負けできるだけの力は備えていると思います。長距離輸送も２走前の小倉で経験済み。まず、上位争いでしょう。

　相手本線は○オブセッション。前走は４角でステッキに反応して外にふくれたのが敗因。そこからはレースになりませんでしたからね。２走前の内容から能力があるのは間違いありません。この２頭が中心。以下▲ダノンマジェスティ、×サトノソルタス、☆ディープインラヴ、△スズカテイオー、△ノストラダムス、△カフジバンガード。馬券はアタマ固定の馬単と３連単フォーメーション◎○→◎○→他印各馬へ。

【先週の推奨馬成績…４月21日＝③⑦⑤着、４月22日＝①⑤⑦着】

（馬サブロー栗東支局長・竹村浩行）

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