【日曜・阪神５Ｒ・３歳500万下】

　休み明けでも体はきっちりと仕上がっていた前走の◎ロードエースですが、スタートで後手に回り、初めて砂をかぶる形に。道中はフワフワとした走りで集中力を欠いていたうえ、直線も右手前のまま……キャリアの浅さがモロに出てしまいました。とはいえ、外へ出してからは目立つ伸びで通用する感触を得たことも確か。初戦で破った２着馬は既に500万下にメドを立てているだけに、２走目で一変の予感-。

　相手は○タガノプレトリア、▲ガウル、×タガノアム、☆ニシノダンテ、△コウエイアンカ、△ペガッソ。馬券は馬連と３連複◎１頭軸流しで。

【日曜・阪神10Ｒ・甲南Ｓ】

　約４カ月ぶりの実戦になる◎ストライクイーグルですが、帰厩後は迫力満点の追い切りを連発。休養前よりパワフルになっているほどで、これだけ動けていれば仕上がりは問題ないと思います。昇級初戦の前走が余裕たっぷりの内容で、ここにきての地力強化は明らか。今なら準オープンでも即通用するとみます。

　相手は○カフェブリッツ、▲クレマンダルザス、×ビッグアイランド、☆モズアトラクション、△レッドサバス、△ディープオーパス。馬券はアタマ固定の馬単と馬連で。

【日曜・阪神11Ｒ・フィリーズレビュー】

　まだ気持ちのコントロールに課題の残る◎アマルフィコースト。前走はパドックから発汗してイレ込みがきつかったうえ、レースでも３角手前まで前に壁をつくれない形でかなり行きたがっていました。抑えているうちに位置取りが悪くなり「きょうは駄目かな」と思ったほど。しかし、そこから再度ギアを上げてゴール前は猛追。勝ち馬とは０秒１差、２着馬とは鼻差の接戦でしたからね。レース前のイレ込みや、行きたがった影響で少なからず体力を消耗していたはずですが、それでもここまでやれるのは能力があるからこそ。うまくかみ合えばＧ１も狙えるレベルだと思います。調教では前に馬を置き、我慢をさせることを目的とした内容を続けていますし、馬もそれに応えて力みも軽減してきました。もちろん、まだ気性的な危うさが消えたわけではありませんが、今回はペースが速くなりやすい内回りの1400ｍが舞台。外回りのマイルなら疑う余地があるものの、この舞台、この組み合わせならまず勝ち負けに持ち込めると思います。

　相手は○アンヴァル、▲コーディエライト、×ナディア、☆アンコールプリュ、△アリア、△モルトアレグロ、△デルニエオール。馬券はアタマ固定の馬単と馬連。３連複フォーメーション◎→○▲→印各馬へ。

【先週の推奨馬成績…３月３日＝(1)(9)(1)着、３月４日＝(3)(3)(2)着】

（馬サブロー栗東支局長・竹村浩行）

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