先週の弥生賞はダノンプレミアムが圧勝。ケイコ内容からはまだまだ先を見据えた仕上げだと感じていましたが、それであの勝ちっぷりですからね。正直、恐れ入りました（苦笑）。ワグネリアンは完敗の２着といえますが、ゴール前の勢いは”さすが”と思わせるもの。本番は多頭数で消耗戦になる傾向が強いですし、弥生賞より際どい争いに持ち込める可能性はあると思います。３着のジャンダルムは結構ビシッと乗り込んでいただけに本番での上昇度を考えると逆転まではどうか……というところですね。まあ、本番はさらにメンバーが集結するので、これからコツコツと各馬を分析したいと思います。

【土曜・阪神２Ｒ・３歳未勝利】

　デビュー前からケイコでは目立つ動きを見せていた◎ラファイエですが、初戦はもまれる形になり、終始フワフワとした走り。全くケイコの良さを出せませんでしたね。とはいえ、砂をかぶる経験をできたことは今回に繋がるはず。雨が少し残りそうですが、スピードはあるので締まったダートはむしろプラスだと思います。

　相手は○ダノンチェリー、▲アデル、×テイエムアステル、☆メジェールスー、△ハウリング、△ウォーターレラ。馬券は馬連と３連複フォーメーション◎→○▲→印各馬へ。

【土曜・阪神９Ｒ・ゆきやなぎ賞】

　デビュー戦はスピードの違いでハナに立ち、後続を寄せ付けずに圧勝した◎ヴェルテアシャフト。１コーナーの入りが逆手前だったうえ、道中も物見をするなど随所に若さをのぞかせていましたが、軽くムチを入れただけで上がりは11秒６-11秒３-11秒７と抜群のラップを刻みました。しかもラスト100ｍは完全に流してこの数字。重賞級の器なのは間違いありません。ひと息入ったとはいえ、ケイコの動きは休養前より迫力を増しているほど。ここを決めて、いざ大舞台へ。

　相手は○サトノワルキューレ、▲エタリオウ、×ドレーク、☆ゴールドフラッグ、△シュナイデン。馬券はアタマ固定の馬単と３連単で勝負。

【土曜・中京12Ｒ・瀬戸特別】

　帰厩後は抜群の動きを連発している◎マジカルスペル。大型馬でもともと迫力のある馬体ですが、以前よりトモに厚みが出てさらに力をつけてきたと感じます。ポン駆けも利くタイプですし、今回は実績のある1800ｍ。まず首位争いでしょう。

　相手は○アンナペレンナ、▲ネコビッチ、×コティニャック、☆キクノルア、△アンプラグド、△サトノメサイア。馬券はアタマ固定の馬単と馬連。

【先週の推奨馬成績…３月３日＝(1)(9)(1)着、３月４日＝(3)(3)(2)着】

（馬サブロー栗東支局長・竹村浩行）

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