G1でも引けを取らない!ロンドンタウン

 先週のジャパンカップはシュヴァルグランが見事な立ち回りで差し切り勝ち。1番枠というのをフルに生かした完璧なコース取りで、当たり前のように勝ちましたね。強い馬が好枠を引き、あの立ち回りをされては他はお手上げといった印象を受けました。2着レイデオロは出脚がつかず中団の外。外を回ったコース取りを考えれば強い2着だと思いますし、まだシュヴァルグランとは勝負付けは済んでいないと思います。マイペースで逃げたキタサンブラックはラスト1Fで伸び負けして3着。左前を落鉄していたようですから、それを踏まえれば同情の余地はあります。ただ、落鉄を差し引いても、あの形から3着というのはちょっと物足りない…。サトノクラウンも惨敗したことから、もしかしたらタフな競馬だった天皇賞・秋の疲労が抜けてなかったのかも…との考えが浮上してきました。有馬記念は慎重に見極めたいところです。そして、本命のシャケトラは11着と惨敗。少し力んでいたとはいえ、直線はサッパリ。完全に狙い時を間違えましたね(苦笑)。ただ、能力はこんなもんじゃないので、もう少し追いかけるつもり。

【日曜・阪神2R・2歳未勝利】

 ◎タムロムーンのデビュー戦は2F目からラストまで流れが緩まず、11秒台が続くタフなラップ構成でした。結果6着に敗れたとはいえ、ハナを切って残り1Fまで粘った走りは見逃せませんね。1週前は栗東坂路で4F51秒3の好時計を記録し、1Fも12秒6でフィニッシュ…前走時より確実に粘りが強化されています。パワフルな走法からダートも問題はなく、小細工なしに運べる1200mなら押し切れる計算。

 相手は○タイキサターン、▲クインズカトレア、×メイショウミライ、☆ピーナツ、△バーニングガール、△ゼットアレース、△ブースター。馬券はアタマ固定の馬単と馬連。3連複フォーメーション◎→○▲→他印各馬へ。

【日曜・中京11R・チャンピオンズカップ】

 4歳夏を境に一気に本格化した◎ロンドンタウン。勝負どころでの反応がひと息のため、以前は一瞬のスピードを求められる展開や舞台では置かれるシーンがありました。しかし、2走前は小回り、平たん、高速馬場をも克服し、好位からスパッと差し切って快勝。続くコリアカップでもマイペースで逃げたとはいえ、古豪クリソライトを子供扱いに。春より体に芯が入ってトモのけっぱりもグンと力強くなっていますし、G1メンバーに混じっても引けを取らないレベルにまで達していると思います。11月の上旬から毎週、長めからビシッと負荷をかけて仕上がりも万全。最後の直線は熱くなりそうです。

 相手は○コパノリッキー、▲ゴールドドリーム、×ノンコノユメ、☆ケイティブレイブ、△サウンドトゥルー、△アウォーディー。馬券はアタマ固定の馬単と馬連。3連複フォーメーション◎→○▲→他印各馬へ。

【日曜・京都11R・逆瀬川S】

 帰厩後の動きがとにかく目立っている◎タニノアーバンシー。休養前の段階でも”本格化の兆し”は感じていたのですが、ひと夏を越してさらに加速力が増し、今週は格上のデニムアンドルビーと併せて互角以上の推進力を見せましたからね。まだ手前の変え方にぎこちなさは残るものの、ここにきてフットワークは確実にスケールアップ。昇級でも即通用するレベルだと思います。

 相手は○ハナズレジェンド、▲ポルトドートウィユ、×マイネルネーベル、☆ナイトオブナイツ、△ギモーヴ。馬券はアタマ固定の馬単と馬連で。

【先週の推奨馬成績…11月25日=(4)(3)(5)着、11月26日=(1)(1)(11)着】

(馬サブロー栗東支局長・竹村浩行)

【馬サブローコンテンツ】

・玉川祝TRのトレセンよもやま(ときどき馬券)話→こちらをクリック

・“万券ハンター”こと美浦支局長・佐野裕樹の予想は→こちらをクリック

・紙面で人気!スピード指数作者・坂口元一の予想は→こちらをクリック

・スタッフによる予想動画「馬サブローTV」は→こちらをクリック

編集者のオススメ記事

渾身の3鞍勝負 きょうはこれを買う!最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(競馬・レース)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス