【松山競輪】S級でV経験ありの川島勝 弟はサヨナラ安打で日本一を決めた川島慶三

 「ミッドナイト競輪・チャリロト杯in松山・F2」(21日、松山)

 プロ野球で「川島」といえば川島慶三。佐世保実高-九州国際大を経て、日本ハムに入団。その後はヤクルト、ソフトバンクへ。2017年にはDeNAとの日本シリーズで、史上4人目のサヨナラ日本一を、自らの手で決めたことで知られている。

 競輪で「川島」といえば2人。1人は77期の川島聖隆で、もう1人は川島勝(38)=長崎・89期・A2。先に記した川島慶三の兄だ。

 川島勝も高校(佐世保実)まで野球に打ち込んでいた。卒業後に阪本正和(長崎)に師事し、03年に日本競輪学校(現・日本競輪選手養成所)89期生として入学。04年7月にデビューした。

 07年3月には松阪F1で柏野智典(岡山)、吉永好宏(広島)、小林則之(静岡)らを破ってS級初優勝。その後もS級で善戦していたが、11年にA級1班へ陥落。現在はA級2班だが、最近3場所は予選突破2回、今場所も初日7Rを3着で、準決に駒を進めた。

 2日目(21日)は準決9Rに登場。九州は長野和弘(福岡)と2車で目標不在。川島は井坂泰誓(大阪)-渡辺航平(福井)後位を選択した。村上竜馬(広島)-栗田貴徳-曽我部匡史(ともに愛媛)が何とも強力だが、井坂が先制できれば、3番手回りの川島も台頭可能。久しぶりに研ぎ澄まされた鋭脚を披露できそうだ。

編集者のオススメ記事

ミッドナイト競輪特集最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(レース)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス