【松山競輪】オープニングレースは山原さくらが1着 後続を5車身も離す圧勝劇

 「ミッドナイト競輪・チャリロト杯in松山・F2」(20日、松山)

 今場所のオープニングレース(初日1R)は山原さくら(28)=高知・104期・L1=が1着。打鐘4角4番手外からカマして、2着以下を突き放して、先頭でゴールした。

 周回中の山原は1番車ながらも5番手に。打鐘を合図に上昇し、4番手で杉浦菜留(愛知)と並走に。少し競り合う形になったが、4角から豪快に踏み上げ、最終ホームでは正攻法の広木まこ(福岡)を制して出切る。周回中から山原を追走していた三宅玲奈(岡山)、イン待ちの広木も離されてしまい、西島叶子(熊本)は急追を試みるが、山原までは遠い。後続を突き放した山原は、誰にも影を踏ますこともなく1着。2着でゴールした杉浦を5車身も離す圧勝劇だった。

 山原はガールズケイリンコレクション(名古屋・2016年3月)で優勝、ガールズグランプリ出場4回(2013~16年)の実力者。今場所は通算V71を目指している。

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