【松山競輪】元海上保安庁職員の広木まこ 6場所連続決勝進出へ初日から快走だ

 「ミッドナイト競輪・チャリロト杯in松山・F2」(20日、松山)

 ガールズケイリンの広木まこ(27)=福岡・118期・L1は元海上保安庁職員。「父が海上保安庁でヘリコプターのパイロットで、その影響で志望しました。でも、親のコネだとか(周囲から)いろいろ言われましたし、ヘリコプターのパイロットにもなれず、挫折してしまったんです」。退職後、ガールズケイリンの選手になることを決意した。

 昨年5月に広島でデビュー。ルーキーシリーズは2場所とも決勝に進出したが、その後はケガなどもあり、予選で敗退が目についた。同12月の松山で自身3回目の決勝進出を果たしたものの、取りこぼしが多く、競走得点も48~50あたりで落ち着いていた。

 ただ、今年6月後半からは好調モードに突入。小倉、久留米、武雄、豊橋、別府と5場所連続で決勝に進出した。今期(7~12月)の競走得点も52・66と、走りに安定感が出てきている。

 初日の広木は1Rに登場。ガールズケイリンコレクションを制した経験を持つ山原さくら(高知)、2場所連続で優勝中の杉浦菜留(愛知)、パワフルに踏み上げる西島叶子(熊本)と強敵がそろったが、リズムの良さでは広木も負けていない。クレバーな走りで3連単車券に貢献しそうだ。

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