【松山競輪】初日特選と違って準決は番手戦の山本奨 直線で存分に鋭脚を繰り出す

 「ミッドナイト競輪・チャリロト杯in松山・F2」(23日、松山)

 山本奨(32)=岡山・94期・A1=は岡山支部が誇るイケメン軍団の1人。以前、玉野競輪で実施された女子限定の競輪初心者教室でゲストとして招かれた山本は、岡山女子からかなりの声援を浴びていた。「カッコいいですね」。パワフルな男前は競輪初心者をメロメロにさせていたことを思い出した。

 山本は初日9Rの特選は自力を発動。大西祐(愛媛)-宮本佳樹(香川)を連れて赤板過ぎに出切る。そのままペースを上げずに別線の動きを待っていたが、打鐘4角からスピードを上げる。ただ、後方から仕掛けてきた森川康輔(岐阜)に出切られたうえ、離れながら追走してきた島野浩司(愛知)を阻むことができず、3番手を追走。最後は前もかわせず、後ろの大西にはかわされて4着だった。

 23日の準決は9Rに登場。山本は直近4カ月の競走得点が上位で1番車に入ったが、2、3番車の森川-内山貴裕(京都)が人気を背負いそうな番組構成に。それでも、山本には田中和磨(岡山)という強い味方がいる。同県の後輩に前を任せてレースを運ぶ山本が、別線をけん制しながら、直線で鋭脚を繰り出すとみた。

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