【玉野競輪】状態面に不安なしの鈴木美教 今年初優勝へ豪快にスパートだ
「ミッドナイト競輪・F2」(10日、玉野)
鈴木美教(25)=静岡・112期・L1=が2日目1Rで豪快弾を放った。周回中は4番手を確保。打鐘3角過ぎから外を踏み上げ、最終ホームで正攻法の高木佑真(神奈川)をとらえて出切る。そこからはハイペースで駆けて、後続を振り切って1着。実に気分のいいレースを披露した。
今年2走目で初1着。初日は2着だったが、準決を終えて「踏み出しは悪くなかったです」と話すなど、状態面に不安はない。2019年はグランプリ出場を逃したが、3場所連続完全優勝で締めくくって、憂さを晴らした。今場所は完全優勝ではないが、初戦からきっちりVゴールを決めたい。先行、まくりを展開によって使い分けて石井貴子(千葉)、柳原真緒(福井)といった強豪をなぎ倒しにかかる。