【玉野競輪】広島支部期待の藤井将がV候補打破を目指す
「ミッドナイト競輪・F2」(28日、玉野)
松浦悠士(98期)の競輪祭制覇で盛り上がりを見せている広島支部。その広島で期待を集める若手が藤井将(25)=113期・A2。初日4Rは前受けから運行。勝負どころを迎えても別線の反撃はなく、そのまま主導権を取って押し切りに成功。番手の土井勲(岡山)とワンツーを決めて勝ち上がりに成功した。
初日に逃げ切ったように、近4カ月でバック本数は14回と積極的なレース運びが持ち味だが、まくりも打てるなど戦法の幅も広がってきている。
準決勝7Rはシリーズの優勝候補である笠松将太(埼玉)が強敵。相手も先行力が持ち味なだけに、真っ向勝負だけでなく中団をうまく取って一撃を狙うなどうまくレースを組み立てて、8月向日町以来となるファイナル進出を狙う。