【玉野競輪】オープニングレースは大谷靖茂が快勝 豪快にまくって中近ワンツー決着
「ミッドナイト競輪・F2」(27日、玉野)
今回のミッドナイト競輪はA級1、2班戦の1層のみで行われている。初日1Rを制したのは大谷靖茂(37)=愛知・93期・A1。最終ホーム過ぎ6番手からまくって、オープニングレースを制した。
レースは赤板過ぎに川本琢也(岡山)-田村光昭(広島)が先行態勢に入る。正攻法の大谷は引いて3番手を確保したが、川本が打鐘4角までペースを上げなかったため、5番手から小林寛弥(静岡)が巻き返して主導権を奪う。鈴木純(神奈川)-板羽俊一(埼玉)まで続いて出切り、大谷はその3車に乗るような形からスパート。3~4角で小林をとらえた大谷が先頭でゴール。後ろを固めた小西芳樹(大阪)とワンツーを決めた。
レース後の大谷は「予想していた展開と違いましたね。新しいフレームで思ったより(車が)出なかったです。あした(準決も)1着を取って(インタビューを受けに)ここ(インタビュールーム)に来たいです」と語った。