【玉野競輪】元日本拳法チャンプが意地の激走
「ミッドナイト競輪・チャリロト杯・F2」(13日、玉野)
日本拳法社会人個人選手権大会で優勝した異色の実績を持つ浜田翔平(30)=大阪・111期・A3。競輪選手に転向し、2017年にデビュー。チャレンジ戦を卒業できていないが、それでも年々、少しずつではあるが成績は上がっている。
デビュー年は未勝利。昨年は10勝で、今年は落車での負傷がありながら、ここまで8勝。直前の松山では初日にペース駆けに持ち込み逃げ切りに成功。準決勝は7着に大敗したが、最終日も主導権こそ奪えなかったが、うまく番手にハマり、最終3角手前から外に持ち出しまくって1着。粘り強さを見せた。
初日は3Rに登場。強敵の横内裕人(愛媛)をうまく後方に置き、ここも先行策から粘り腰を発揮する。