【玉野競輪】まくり一発の魅力がある野中祐志 夜の玉野でも大暴れだ

 「ミッドナイト競輪・チャリロト杯・F2」(11日、玉野)

 2着以上に入ったときの決まり手は「まくり」だけ。野中祐志(32)=埼玉・98期・A1=は2016年9月にS級で初1着を挙げるなど、まくりの破壊力はA級で屈指の存在。戦法はワンパターンで周回中は正攻法、赤板~打鐘でいったん引いて、最終1~3角でまくり上げる…というのが野中スタイルだ。

 7月の岐阜では吉岡伸太郎、上田学(ともに愛媛)、飯塚隼人(福岡)らをまくりで撃破して優勝。8月の和歌山では予選、準決ともに1着で決勝に進出するなど、ツボにハマったときの野中は恐ろしく強いところをアピールした。

 ここ2場所は決勝進出を逃しているが、2勝、2着1回と7走で3回も2車単車券に貢献している。もちろん決まり手は「まくり」。最近4カ月の決まり手は逃げ=0、まくり=13、差し=0、マーク=0。車券に絡むときは「まくり」だけの野中。初日2Rは日浦崇道(和歌山)-片山智晴(岡山)-斎藤仁(徳島)ラインが強力だが、青木亮太(群馬)を連れて得意のまくりで大暴れするとみた。

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