【玉野競輪】1年前までS級だった荒井春樹 東京五輪を目指す橋本英也に真っ向勝負を挑む
「ミッドナイト競輪・ミッドナイト競輪アワ~in玉野・F2」(2日、玉野)
スピードスケート出身の荒井春樹(32)=長野・99期・A3=は今期(7~12月)にチャレンジステージ降格。昨年6月までS級に在籍していただけに、わずか1年で最下級まで落ちてしまった。
2015年1月にS級2班へ昇格した荒井は、16年1月にA級1班に降格。17年7月にS級2班に返り咲いたが、18年7月にA級1班に再降格。1年後の今年7月にチャレンジステージで戦うことになった。
初日7Rの荒井は赤板から先行態勢に入り、115期の新人・蒋野翔太(徳島)を出させることなく、押し切って1着。吉田英二(東京)-木村健司(埼玉)を連れ込み、関東勢でワンツースリーを決めた。
1年前までS級で戦ってきた猛者だけに、チャレンジステージではパワーが違う。2日目は準決9Rで橋本英也(岐阜)と対決。アジア大会のオムニアムで連覇(2014、18年)、東京五輪を目指す若武者に、荒井は真っ向勝負を挑む。初日7R同様、うまく立ち回って橋本を後方に追いやることができれば、荒井が先頭でゴールを駆け抜けるシーンが見られそうだ。