【玉野競輪】地元バンクで躍動する多田晃紀 S級昇格へ向け完全優勝へ突っ走る

 「ミッドナイト競輪アワ~in玉野・F2」(10日、玉野)

 負け知らずで決勝に進出してきた多田晃紀(26)=岡山・103期・A1。前場所の小松島F1は気配サッパリで5、9、9着と大敗。今期(1~6月)の競走得点は91・33から89・40まで下降。来々期(2020年1~6月)のS級昇格は消えたかに思えた。

 だが、今場所は見違える動きを披露。初日5R、準決7Rとも打鐘先行で1着。準決では初日特選を制した菅原大也(神奈川)を撃破したうえ、後続も振り切った。

 これで今期の競走得点を90点台に戻した多田。完全優勝ならさらに得点は上がる。消えかけたS級昇格を現実のモノにたぐり寄せている。「決勝(9R)は自分のレースをやります」と気合十分。破壊力あふれる先行、まくりで格清洋介(静岡)、前田義和(鹿児島)らを撃破し、完全優勝へ突っ走るだろう。

編集者のオススメ記事

玉野ミッドナイト競輪特集最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(ミッドナイト競輪)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス