「ミッドナイト競輪・チャリロト杯・Ｆ２」（１１日、玉野）

　同期に真っ向勝負を挑む藤井将（２４）＝広島・１１３期・Ａ３。初日５Ｒは主導権を取られてまくりを放ったが、準決５Ｒは打鐘で前団を抑えて先行。そのままペース駆けに持ち込んでそのまま押し切った。

　７月のデビューからコンスタントに決勝へは勝ち上がりものの、なかなか優勝に手が届かなかった。それでも前場所の川崎でうれしいデビュー初優勝。勢いそのままに、今開催も連勝でファイナルまで駒を進めてきた。

　決勝は準決と同様に大田啓介（岡山）が後ろを固める。同期のライバルである井田晶之（愛知）が相手で、しかも地元選手の援護を受けるだけに、後手には回れない。前々へと積極的に攻めて２場所連続優勝を自身初の３連勝で飾る。