【競輪】5場所ぶりの決勝へ松田直也が積極駆けで挑む
「ミッドナイト競輪・チャリロト杯・F2」(10日、玉野)
大本命を打ち破って松田直也(34)=大分・92期・A3=が波乱を起こす。初日2Rは最終ホームでカマして先行。前団を叩くのに少し脚を使い、末を欠いたものの、番手を固めた守田秀昭(熊本)の1着に貢献。自身も3着に粘り込んで準決進出を果たした。
松田は近4場所こそ決勝進出を逃しているが、5場所前の富山では優勝するなど、存在感を発揮。積極的に前々へと攻めるレーススタイルに変わりはない。昨年1月からチャレンジ戦での戦いを強いられているが、来月からはA級2班への復帰が決定。来期への戦いに向けて、そろそろ調子を上げていきたいところだ。
準決7Rはシリーズ本命格の井田晶之(愛知)と対戦。ルーキーに負けない積極的な組み立てでファイナル進出を目指す。