【競輪】自在脚がさえている徳永哲人 4年11カ月ぶりに玉野で優勝だ

 「ミッドナイト競輪・ペプシコーラカップ・F2」(10日、玉野)

 玉野では2013年9月に優勝したことがある徳永哲人(36)=熊本・100期・A1。現S級の土岐幹多(岐阜)、佐藤亙(愛知)、山田庸平(佐賀)、連仏康浩(岡山)らを撃破した。だが、当所ではいい思い出ばかりじゃない。S級在籍時の16年3月はG3に3日目から補充で参戦。落車したため、最終日は強制帰郷(3日目1~3Rの7着以下)に。このとき、人気テレビ番組をもじって「YOUは何しに玉野へ」と揶揄(やゆ)されてしまった。

 今回の徳永は出来がいい。16年のときと違い「YOUは優勝しに玉野へ」と言われるほどの雰囲気を醸し出している。初日特選7Rはいったん出切ってから、カマしてきた藤井昭吾(滋賀)の番手を、山崎光展(京都)から奪うなど、強気のさばきが目を引いた。準決6Rは打鐘3角過ぎに先行した鶴良生(福岡)マークから差し切って1着。直線の切れ味もよみがえった。

 決勝戦(7R)も鶴マーク。後ろを後輩の塚本大樹(熊本)が固める。この強力布陣なら、準決6Rの再現は十分。気分よく抜け出して玉野では4年11カ月ぶり2回目、今年2回目の優勝をもくろむ。

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