【競輪】開幕戦は好位確保の名川豊が差し切り1着
「ミッドナイト競輪・ペプシコーラカップ・F2」(8日、玉野)
A級1、2班の選手で争われるミッドナイトシリーズ(7R制)が8日に開幕した。
オープニングカードを制したのは名川豊(27)=福岡・99期・A1。名川は前受けからレースを進め、赤板前に人気を集めた菅田和宏(宮城)が主導権取りへと動いたが、ここですんなりと引かずにイン粘り。打鐘4角から単騎の平川公一(徳島)がカマして先行。菅田が2番手にはまり、名川は菅田マークの旭啓介(神奈川)に競り勝って3番手を確保。最終1角からまくった菅田をしっかり追走し、直線できっちり差し切った。
「いくつか考えていた作戦の1つが成功した」とレース後に笑顔を見せた名川。「準決も何でもやって攻めていきたい」と総力戦で決勝進出を目指す。