【競輪】3場所連続1、1着で決勝進出の蕗沢鴻太郎 今回こそ優勝へ爆走だ
「ミッドナイト競輪・オッズパーク杯・F2」(27日、玉野)
昨年7月にデビューした蕗沢鴻太郎(23)=群馬・111期・A3=はすでに5回も優勝。そのうち4回は完全優勝を飾っている。だが、ここ2場所は1、1着で決勝に進出したものの、優勝を逃しているどころか、3連単車券にも貢献できていない。今回は『3度目の正直』で優勝を狙っている。
準決5Rは素晴らしい競走だった。打鐘で先行態勢に入った蕗沢。番手の川口輝明(北海道)は、今村麟太郎(高知)に粘られて競り負ける。競り勝った今村は最終2角から番手まくりを敢行。バックで今村が前に出たが、蕗沢が踏み直して応戦。再び出切った蕗沢が押し切って1着。パワーを存分に発揮した。
決勝7Rは単騎戦を選択した蕗沢。111期生4人でのパワーバトルの様相を見せているが、準決の競走内容がいい蕗沢が、単騎でも好機に踏んで優勝をもぎ取るかもしれない。