「ミッドナイト競輪・Ｆ２」（１７日、玉野）

　同期の活躍に刺激を受けて、決勝進出を狙う田尾駿介（２５）＝高知・１１１期・Ａ３。初日３Ｒは５番手からホームカマシを決めて逃げ切り。幸先のいい１着発進となった。

　２場所前の岐阜で昨年１０月の富山以来となる決勝へ進出。それでも「まくりばかりの展開になってしまったので」とうれしさは半減だった。その反省を生かしたのは直前の向日町。決勝進出は逃したものの、準決と最終日にはバックを取る積極的な組み立てを見せた。

　初日は今回参戦している同期生の４人が全て１着で準決勝へ進出。田尾は１１１期では１番早い出番となる準決５Ｒに登場する。優勝候補の一角である江端隆司（福井）が強敵だが、ここも攻めの姿勢を貫いて勝ち上がりを狙う。