【競輪】上昇中の谷本奨輝が強豪相手でも豪快に駆ける
「ミッドナイト競輪・チャリロト杯・F2」(28日、玉野)
初日3Rを制した谷本奨輝(22)=富山・107期・A2=が準決もパワー全開で強豪をなぎ倒しにかかる。
師匠は大庭正紀(富山)。来期(2018年1~6月)のS級2班復帰を決めている師に教えを請うだけあって、谷本も徐々に力をつけてきた。これで2場所連続で予選を1着で通過。持ち味の先行力を生かしての白星だけに、高評価できる。
準決は7Rに登場する谷本。初日3R同様に小川将人(愛知)が援軍だが、別線の先頭は三登誉哲(広島)、山本恵介(福島)。ともに前期S級のパワフルレーサーだ。だが、ともに100期生で、意地を張り合うシーンは考えられる。そうなると谷本に出番あり。同期対決で火花を散らしている隙を見て、谷本が好機に踏み上げると、小川と中部ワンツー決着は十分にあり得る。