【競輪】2世レーサー・布居翼にデビュー初Vのチャンス到来

 「ミッドナイト競輪・F2」(20日、玉野)

 2世レーサーの布居翼(21)=和歌山・109期・A3=にいよいよVチャンスが到来だ。準決7Rは関根崇人(福島)が主導権取りに動いたが、布居が打鐘4角で3番手外並走から一気にスパート。ラインを組んだ樫村伸平(兵庫)とは離れてしまったものの、後続を突き放して、最終的には7車身差での1着。7月の富山以来の決勝進出を決めた。

 父にS級レーサーの布居寛幸、そして今年7月には弟の大地が111期生としてデビューを果たした。弟はデビュー7場所で準Vが2回とまずまずの滑り出し。翼はデビュー1年でまだ優勝はないが、弟に先を越されるわけにはいかない。今回は6場所ぶりとなったが、今年に入ってから決勝進出も増えて徐々に軌道に乗ってきた。決勝は同県の先輩で初日7Rで連係した石田将剛(和歌山)と再度タッグを組む。初日はゴール前で差されたが、最後は末の粘りも発揮して押し切り、お待たせのデビュー初優勝を狙う。

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