【競輪】鈴木奈央がオープニングレース飾る「落ち着いてできた」
「ミッドナイト競輪・F2」(18日、玉野)
玉野でのガールズケイリンは今回で23回目。そのオープニングレースを飾ったのは、人気を集めた鈴木奈央(20)=静岡・110期・L1=だった。玉野は前回の開催(7月30日~8月1日)で優勝しているが、初日は2着に甘んじた。その時以上の好スタートに、「(2日目も)1着を目指して頑張ります」と意気込みを新たにした。
1Rは鈴木、東口純(石川)、大久保花梨(福岡)、黒河内由実(新潟)、松尾智佳(愛媛)、野口諭実可(群馬)、高橋朋恵(長崎)の順で周回を重ねた。
レースが動いたのは、残り2周の赤板から。野口に高橋が続く形でイン切りすると、打鐘4角から大久保がカマシ先行。鈴木は飛び付くように2番手を確保して、最終バックから一気にまくった。鈴木を終始マークした東口が2着。3着には大久保が粘り込んだ。
2場所ぶりの1着を決めた鈴木は、「大久保選手が強かった。彼女とは高校時代から戦っているから、落ち着いてレースができた」と振り返った。