「ミッドナイト競輪・Ｆ２」（１８日開幕、玉野）

　地元戦に意気込む山崎泰己（２８）＝岡山・１０１期・Ａ３＝がジワッと調子を上げている。直前の福井は決勝進出こそ逃したが２、３、２着と３走とも３連単車券に貢献。持ち味の先行、まくりを出せていないが、自在にソツなくさばけるところを見せた。

　今回は１１１期生の新人が不在。それだけに山崎が自ら動くレースが多くなる。初日５Ｒに登場する山崎は、丹波福道（岡山）－中村俊治（山口）を従えて自力発動。果敢に風を切る構えだ。

　別線の桜井宏樹（東京）－石井功二（静岡）は２車、阪本大志（長崎）、大石敏弘（福岡）の九州コンビはともに単騎で戦う。３車で結束できる中国勢が実に有利。山崎がマイペースで逃走して、中国トリオで上位独占をもくろむ。