決勝戦で唯一の九州男児・竹元太志がタイミングよく駆ける
「ミッドナイト競輪・ペプシコーラカップ・F2」(10日、玉野)
唯一の九州男児が意地を見せる。竹元太志(21)=福岡・107期・A2=は単騎の総力戦で突破を図る。
初日3Rは最終バックからのまくり追い込みで1着。準決6Rは打鐘前から外を踏み上げ、3~4角で出切り、先行態勢に入る。マイペースで押し切るかに見えたが、直線中割の村田雅一(兵庫)に1着を奪われた。それでもこの2日間はまくり、先行と使い分けられる強みを披露できた。
決勝は「一発を狙います」とキッパリ。後ろを気にせず仕掛けられるのは、竹元にとって好都合。昨年12月の小倉以来となるA級1、2班戦の優勝へ、的確なタイミングで踏み上げる。