桜井太士「調子はバッチリ」地元初Vへ燃える

 「ミッドナイト競輪・オッズパーク杯・F2」(13日、玉野)

 桜井太士(32)=岡山・94期・A1=が地元で初優勝へ燃えている。

 桜井は2008年7月デビューの94期生。在校成績は29位だったが、いきなり高松で完全優勝を飾るなど、将来を嘱望されていた。だが、その後は伸び悩み、なかなかA級1、2班戦で優勝できなかったが、14年10月の小松島で初めて美酒を味わった。その後、15年8月の松阪、昨年5月の向日町、同6月の小松島で優勝を飾り、ここ最近はA級1、2班戦では主力として名を連ねている。

 前期(昨年7~12月)の競走得点は91・32。失格がなく166位だったので、来期(今年7~12月)は初のS級2班昇格は微妙な状況。だが、今期は直前の久留米に続いて、決勝に進出するなど、競走得点を的確に稼げている。桜井自身も「調子はバッチリ」と胸を張っているだけに、決勝7Rは片岡迪之(岡山)に乗って、地元初優勝を決めるかもしれない。

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