小川大地の変幻自在な走りに注目 初日は強気の先行策で中部ワンツー演出
「ミッドナイト競輪・オッズパーク杯・F2」(12日、玉野)
展開の利を生かして初日4Rで2着と好走した小川大地(26)=愛知・98期・A2。変幻自在な走りが身上の小川だが、初日は先行ができるところもアピールした。打鐘で先頭に浮上すると、その後は流して後続の動きをけん制。別線が追い上げないと判断すると、最終ホーム過ぎで腹をくくって豪快に踏み上げた。
最後の直線では番手の杉山正和(三重)に差されたが、ラインでのワンツー決着に大きく貢献する走りを披露した。
準決は7Rに登場。実績上位の馬場和広(埼玉)ら強敵はそろったが、展開に応じて戦法を変える器用なタイプだけに期待は十分できる。今年の元日(松阪初日)に節目の100勝を達成した26歳が、玉野の準決で101勝目を目指す。