【高松競輪】野田源一が勝負強さを発揮 豪快にまくって決着だ
「高松市長杯&RNC杯・F1」(20日、高松)
最後はパワーでねじ伏せた。野田源一(42)=福岡・81期・S1=が勝負強くファイナル進出だ。
準決10Rは片岡迪之(岡山)が先行して最終ホームで川村晃司(京都)が反撃。野田は前団の動きを見極めて3角手前からスパート。片岡マークの筒井敦史(岡山)のブロックを受けながらも失速することなくまくり切った。
初日特選12Rは中団で絡んでしまいまくり不発に終わったが、しっかりと修正。レース後は「一瞬で前をとらえることはできなかったが、何とか届きましたね。出来は悪くないです」と納得の表情だった。
2場所前のG2・共同通信社杯(岐阜)は1次予選で8着に沈んだが、2日目から3連勝。前場所の平塚G3は2次予選で新田祐大(福島)をまくりで仕留めるなど近況は1着を量産。今シリーズもV獲りへ視界良好だ。
決勝は九州別線になり、野田には同県の坂本亮馬がついて2車。豪快にまくって決着をつける。