【高松競輪】末木浩二がV争いへ虎視たんたん 近況は好調「勝てる競走ができている」
「高松オリーブ杯争奪戦・F1」(21日開幕、高松)
S級予選組では末木浩二(29)=山梨・109期・S2=が好ムードだ。
5月の弥彦F1・デイリースポーツ杯でS級初優勝を果たした。予選、準決はまくりを放ち連勝。決勝では売り出し中の気鋭で117期・菊池岳仁(長野)という絶好の目標を得ての番手戦だった。レースは菊池と同期の山口拳矢(岐阜)が、激しく火花を散らして踏み合った。末木は山口をさばいて番手を確保。直線で鮮やかに抜け出した。
その後は6月の福井G3でも奮闘。1、2次予選で連勝。準決敗退になったが、見せ場をつくり存在感をアピールした。昨年末に腰を痛めていたが、回復してからは「勝てる競走ができている」と手応えをつかんでいる。
高松バンクは19年8月にA級で優勝して以来の出場。「いいイメージを持って走れます」と表情は明るい。。初日は松坂英司(神奈川)-高橋隆太(静岡)を連れて快走だ。