【高松競輪】石井貴子がV獲りに挑戦 ガールズ屈指の総合力、勝負強さを発揮する
「CTC杯&ガールズケイリン・F1」(8日、高松)
さすがの修正力と鋭脚だ。石井貴子(31)=千葉・106期・L1=が2日目5Rを最終ホーム4番手から一気に仕掛けて1着を取った。
初日6Rは逃げた吉岡詩織(広島)に追い上げて、最後はきっちりと差し切って1着。しかし、レース後は「車間の切り方、タイミングなど改善点があります。2日目は長い距離でも力を出し切れるように」と課題を挙げていた。
その言葉通りのレース展開。「初日のように消極的ではなかった。しっかり行ける所から踏めました」と納得のレース内容だった。
高松バンクは2017年3月、ガールズケイリンコレクションで1着を取った舞台。今シリーズの決勝は山原さくら(高知)、鈴木美教(静岡)ら好メンバーとの対決となるが「山原さんの仕上がりがいいので、挑戦できるように」とキッパリ。ガールズ屈指の総合力、勝負強さを発揮してV獲りだ。