【高松競輪】脚の回転が良くなってきた久島尚樹 今年初優勝へシャープに伸びる

 「ヤクルト杯 F2モーニング競輪」(29日、高松)

 ヒヤッとするシーンもあったが、うまく切り抜けた。久島尚樹(28)=宮崎・100期・A1=は準決で3着に入り、4場所連続で決勝に進出した。

 準決8Rは照屋将貴(沖縄)に前を任せての番手戦。最終ホーム過ぎに永山英司(神奈川)と絡み、連結を外しかけた。しかし、冷静に追い上げて態勢を立て直すと、最終2角から猛然とまくりあげた照屋を追走。3着でゴールを駆け抜けた。

 「ホームでは落ち着いていた。2センターのアオリはきつかったが、付いて行けて最後まで踏めました」。照屋とともに勝ち上がり、ホッとした表情で汗を拭った。

 今期はS級から降級。初戦の武雄で落車。いきなりアクシデントに見舞われた。体のバランスを崩し、本領を発揮できないレースもあった。しかし「体調は戻りつつあるし、脚の回転も良くなってきました」と復調ムード。決勝も照屋に前を任せて、好連係から今年初優勝へシャープに伸びる。

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