【高松競輪】馬場圭一コラム 特昇がかかる伊藤颯馬の主役は揺るぎない

 「ヤクルト杯 F2モーニング競輪」(28日、高松)

 まず初日を振り返りたい。チャレンジ予選はルーキーの115期・天野、城戸、下野、伊藤の4選手が逃げ切って1着を取った。中でも特昇がかかっている伊藤が、後ろを確認しながら1周半近くを逃げた。途中から後続を引きちぎる踏み直しがスゴかった。

 A級特選10Rは、久保田が先行できないと判断すると一旦、中団に入り、そこからすかさずまくり上げた。その脚もさすがだが、久保田後位に切り替えた、ベテラン三住の判断と決め脚が光った。若手が活躍する中、円熟のさばきを披露した。

 5R 伊藤の主役は揺るぎない。番手は高田だが、まくる田村との1-2。単騎・村松との1-6。初日に伸びよく1着の黒瀬との1-3。

 8R 先行する中嶋の番手から伸びる三住が中心。まくり上げる石口との1=2。同じく出来がいい照屋との1-7。照屋マークから伸びる久島へ1-3。

 9R 川口の抵抗もあるが、迷いない末木が先行。スジで3=5。川口マークから自力チェンジのある山崎との3-4。自在に攻める安谷屋との3-1。

 10R 初日、敗れて強しの印象を受けた久保田。カマシ、まくりで決めるだろう。スジで1=7。伸びがいい佐藤との1-3。積極的な磯川の番手で、展開が恵まれそうな大橋との1-2。

(本紙特別評論家)

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