【高松競輪】決勝戦はテクニシャン松浦悠士が不気味 中四国トリオで上位独占へ自力発動だ

 「玉藻杯争覇戦・G3」(4日、高松)

 準決11Rは松浦悠士(27)=広島・98期・S1=が鋭脚を披露した。打鐘3角から111期生の新人・松本貴治(愛媛)がスパート。快調に飛ばして、直線では番手の香川雄介(香川)が抜きにかかる。その外を伸びたのは3番手回りの松浦。気持ちよく先頭でゴールを駆け抜けた。

 レース後はまず、先導役の松本を称賛。「すごくいい感じで駆けていた」。ただ、自身の手応えもいい。「脚に余裕がありましたね」とニンマリ。初日特選、2次予選と脚を余していた感があっただけに、準決でようやく鋭脚を発揮できて、かなり満足げだった。

 決勝戦の松浦は香川雄介-池田憲昭の地元香川勢に任されて、中四国勢の先導役に。いつもなら「自力、自在」とコメントを吐く松浦が「自力」とキッパリ。自在に動くことを封印して、タテに踏むことを強調した。S級S班の三谷竜生(奈良)がマイペースで駆けそうな構成だが、松浦がワンチャンスを逃さずカク乱するはず。中四国トリオで上位独占へ、パワフルな走りを披露するだろう。

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