【競輪】状態面の上積みが見込める伊藤裕貴が一撃を狙う
「デイリースポーツ創刊70周年記念競走・F1」(8日、高松)
伊藤裕貴(25)=三重・100期・S2=が、連日好走を見せている金子幸央-芦沢辰弘の関東コンビ撃破を狙う。「最近は調子はそんなに良くないけど(成績は)まとめられている」と臨んだ今回。初日11Rは後続が離れる苦しい展開で4着。準決10Rも3着と勝ち切れていない状況だが「悪いなりにも動けてますね」と、連日バックを取る競走を見せており自己評価としては悪くない。
近況は状態を上げるために「だいぶ追い込んでやってきた」とハードなトレーニングをこなしている。その影響もあり「まだ筋肉痛が少し残っている。これが取れたらもう少し動くと思うけど」と準決勝でも万全の状態ではなかった。ただ、7日が中止、順延になったことにより、1日かけてじっくりと体のケアができるのは、間違いなくプラス材料になるはずだ。決勝は地元の池田憲昭と連係。持ち味の鋭いダッシュでVゴールを駆け抜ける。