【競輪】単騎の高久保が豪快まくりを狙う
「デイリースポーツ創刊70周年記念競走・F1」(7日、高松)
12RのS級決勝は、単騎の競走となった高久保雄介(30)=京都・100期・S1=が、準決勝と同様にパワフルなまくりを狙っている。
準決11Rは最終周回で7番手と後方に置かれたが、「箱田君より先にとは思っていたけど、踏んで行けば届くと思った」と慌てることなく2角過ぎからスパート。中団から先にまくった箱田優樹(青森)の上をねじ伏せて1着で勝ち上がりを決めた。「作戦通りですね。踏んだ感じは悪くなかったし、落ち着いて走れたと思う」と想定通りのレース運びを振り返った。
これで前走の小倉F1に続く決勝進出。「最近はすごく乗り込んでいて、その成果が出ている」と調子も上々だ。7日は台風の接近で順延、あるいは開催しても強風が吹き荒れる可能性があるが、「風は得意なので」と荒れたコンディションはむしろ歓迎。「気楽に一発を狙います」と決勝でも力強いダッシュで一撃をもくろむ。