【競輪】島川将貴が地元勢を引き連れ逃走だ「高松は走りやすい」
「デイリースポーツ創刊70周年記念競走・F1」(5日、高松)
昨年7月にデビューした島川将貴(22)=徳島・109期・S2=は、今年3月にS級へ特別昇級。同期で同県の太田竜馬に負けじと、徳島支部期待のホープとして力をつけている。
太田とともに臨んだ7月の地元・小松島記念では、明暗の分かれる結果だった。3連勝で決勝まで勝ち進んだ太田とは対照的に、島川は1次予選でまさかの敗退。「小松島では消極的になってしまった」と敗因を語る。それでも、しっかりと気持ちは立て直している。
直前の小倉F1も準決で敗退したが、「小倉では思い切って行けた。やろうとしたことができた。A級に落ちたら落ちた時と思ってやっている」といい意味での開き直りが功を奏し、持ち味の思い切りの良さが戻ってきている。
今場所は自信をのぞかせる。「小松島の時よりも調子はいい。高松は走りやすいイメージだし、地元が2人付いてくれますしね」と初日10Rは香川勢と四国ラインを形成。積極的に動いて、上位独占で準決勝へ勝ち上がる。