【松山競輪】仕事人・坂本晃輝にVチャンス到来だ

 「netkeirin杯in松山・F1」(13日、松山)

 自らタテに踏み上げて1着ゲット。九州の仕事人、42歳のベテランが底力を示した。坂本晃輝(42)=佐賀・81期・A1=が準決3Rで混戦を制した。

 九州勢は境啓亨(熊本)に前を任せて、坂本は番手回り。後位を吉良勝信(福岡)が固める布陣だった。境が後方になり不発とみるや、坂本は最終バックからスパート。前団を乗り越えてゴールを駆け抜けた。

 レース後は「境君は2回、行けるタイミングはあったが…。後ろに吉良さんが付いてくれていたし、体が動きました」と冷静に振り返った。

 今期はS級から降級しての戦いになる。「昨年、最後の佐世保G3が悪かったし、ここまでの2週間をA級に向けてしっかり練習した」と気持ちを高めてきた。初日特選5Rは、橋本瑠偉(佐賀)のカマシから離れたが、リカバリーして3着。そして、きっちり準決を突破して「感じは良さそうです」と笑顔。

 決勝は初日に続き、同県の後輩・橋本の番手。今度はしっかり追走して鋭く差し脚を伸ばす。

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