【松山競輪】佐藤幸治が執念の走りで3着 準決も好調男に一発ムード漂う

 「netkeirin杯in松山・F1」(12日、松山)

 激しいバトルだった。佐藤幸治(36)=長崎・92期・S2=が、気迫あふれるレース運びで勝ち上がった。

 初日10Rは2分戦で、前受けからの展開になった。赤板で畝木聖(岡山)が上昇すると佐藤は突っ張って、最終ホームまでつばぜり合いが続いた。ホーム過ぎで畝木が出切ったが、佐藤はバックから番手まくり。最後は番手の大塚健一郎(大分)、単騎の伊藤健詞(石川)にかわされたが、3着に粘って準決にコマを進めた。「畝木君はすんなり駆けたら強い。突っ張りは考えていた」と振り返った。番手を回った大塚が「全部、佐藤君のおかげ」とたたえる奮闘ぶりだった。

 近況は2場所前の佐世保記念で2勝、直前の岸和田F1でも初日に1着を挙げるなど、白星量産態勢に入っている。「半年くらい前からセッティングの当たりが出て、微調整しながらいい感じが続いています」と好ムード。準決も虎視たんたんと一発を狙う。

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