【松山競輪】石原颯 豪快弾で2022年スタート
「netkeirin杯in松山・F1」(12日開幕、松山)
石原颯(22)=香川・117期・S1=が、地元地区の松山で飛躍を期す2022年のスタートを切る。
20年のデビューから名前のごとく颯爽(さっそう)としたレース運びでステップアップしてきた。白星街道を突き進んで昨年1月にS級特進すると、5月の久留米F1でS級初優勝を果たした。その後はオールスター(平)、寛仁親王牌(弥彦)、競輪祭(小倉)でG1参戦。百戦錬磨の猛者たちに挑んだ。さらに年末にはヤングGPにも出場。大きな舞台で存在をアピールした。
ハイレベルなレースの中で、「G1は緊張感はありましたが、先輩にアドバイスをもらったりして、いい経験になりました」と多くのことを肌で感じ取った。
さらなるパワーアップが期待される新鋭。この後は地元記念も控えており、勢いをつけたいシリーズだ。初日は堤洋(徳島)-橋本勝弘(愛媛)が援軍で四国勢だけライン3車になった。長いラインを生かして軽快に風を切る。