【松山競輪】小川勇介が軽快な動きを披露 優勝してダービー不出場の悔しさ晴らす

 「桃太郎杯争奪戦・F1」(6日、松山)

 小川勇介(36)=福岡・90期・S1=が連日、いい動きを見せている。前場所の小倉F1は準決敗退。前検日には「3日間とも道中、しんがりになって…。でも状態はいいので、タテ脚を生かせるようにしたい」と語っていた。その言葉通りのレースを見せている。

 初日特選12Rは目標不在だったが、巧みに中団確保。最終2センターから鋭く踏み上げて1着を取った。そして、準決10Rは前を任せた津村洸次郎(福岡)が小森貴大(福井)-伊原克彦(福井)後位の3番手を確保。小川は、最終バックで小森の番手から発進した伊原を追走。差し切れなかったが、2着で決勝切符を手にした。

 「津村君が頑張ってくれた。伊原さんに詰め寄れたので良しとします」と静かにレースを振り返った。同時開催されているG1・日本選手権には出場できなかった。「その悔しさを晴らしたい。明日、明日ですね」。短い言葉には闘志が込められていた。

編集者のオススメ記事

松山競輪特集最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(レース)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス